『大杉谷林間キャンプ村』は、日本三大渓谷、ユネスコエコパークとして有名な秘境・大杉谷にあるキャンプ場です。大自然の景観をサイクリングなどで満喫できたり、清流日本一に何度も選ばれた「宮川」で川遊びができます。
今回は、そんな『大杉谷林間キャンプ村』がどのような場所なのか、魅力などをご紹介していきます。
大杉谷林間キャンプ村の詳細情報
大杉谷林間キャンプ村とは
住所 | 三重県多気郡大台町大杉159-21 |
TEL | 078-778-5454(平日:午前9時~午後4時) |
管理人携帯 | 090-8198-6088(午前10時~午後5時) |
アクセス | 紀勢自動車道・大宮大台ICより車で約45分 |
予約方法 | 上記2つの電話番号、公式サイトよりにて予約できます。 |
チェックイン/アウト | バンガロー:午後2時/午前11時(その他サイト:正午12時/午前11時) |
営業期間 | 通年 |
公式サイト | https://www.oosugicamp.com/ |
サイトの種類と料金
『大杉谷林間キャンプ村』のサイトはバンガロー・RVパーク/オートキャンプサイト・デッキテントサイト・テントサイト・フリーサイトアドベンチャーの5タイプがあります。詳しく見ていきましょう。
バンガロー
森の中に点在しているバンガローはSMALL(定員4,5名)5棟とMEDIUM(定員6名)3棟、LARGE(定員8名)3棟の3タイプがあり、キャンプ初心者の方におすすめです。照明とコンセント、暖房の設備があり、LARGE 1部屋には2段ベッドもあります。常設の寝具はありませんが、寝具のレンタルはあります。1・18・21番のバンガローは駐車場が近く楽に荷運びできます。
SMALL/泊 | 5,000円~12,000円 |
MEDIUM/泊 | 8,000円~16,000円 |
LARGE/泊 | 10,000円~20,000円 |
RVパーク/オートキャンプ
近年、キャンピングカーやワンボックスカーで車中泊ができるRVパークの需要が高まっています。『大杉谷林間キャンプ場』で唯一のオートサイトです。サイトがかなり広く、孤立した位置にありますので、プライベート感が満載です。ただ、景観はよくありません。電源はドラムコードでの供給です。
1泊 | 3,000円~5,500円 |
デッキテントサイト
『大杉谷林間キャンプ村』の奥のほうに点在しており、山の景色を堪能できます。圧倒的なスケールの自然の中ですがすがしい朝を迎えられるでしょう。デッキテントサイトもSMALLとMEDIUM、LARGEの3タイプがあります。一つひとつのデッキは離れており、プライベート感の強いキャンプを楽しめます。消火器が各デッキに常備されており、万一の際も安心です。電源もついています。
SMALL/泊 | 2,000円~3,500円 |
MEDIUM/泊 | 2,000円~4,500円 |
LARGE/泊 | 2,000円~5,000円 |
テントサイト
テントサイトは『大杉谷林間キャンプ村』のメインとなるサイトです。テントサイトも、3タイプで19区画あり、区画サイズもさまざまでキャンパー希望のスタイルに合わせたキャンプを楽しめます。サイトごとの大きさは表記されているものの、境界はありませんので周りに配慮した設営をしましょう。
SMALL/泊 | 1,400円~3,000円 |
MEDIUM/泊 | 1,600円~3,500円 |
LARGE/泊 | 2,000円~4,000円 |
フリーサイトアドベンチャー
管理棟からテントサイトの駐車場の先まで進むとその先左手側にフリーサイトがあります。サイトの形状は奥に向かって緩やかな登り坂になっています。フリーサイトの最大の弱点はトイレが非常に遠いことです。炊事場は簡易的なものがあるのですが、トイレは遠いので早めに向かいましょう。
シンプルで過ごしやすいトレーラーハウス。1棟、5名まで、電源あり、車両1台まで、各種設備・調理器具。
1泊 | 1,000円~3,000円 |
大杉谷林間キャンプ村の施設
ここでは『大杉谷林間キャンプ村』のそれぞれの施設を紹介します。
トイレ
トイレは場内に2ヵ所あります。1ヵ所はメインの炊事場の近くにあります。洋式と和式がそれぞれあり、建物は古めですが、網戸で虫が入らないようになっています。もう1ヵ所は一番奥のデッキキャンプサイト向けのトイレです。こちらのトイレは洋式のみです。
炊事場
炊事場も場内に2カ所にあります。キャンプ場の中央に屋根、照明付きのメインの炊事場があります。設備はやや古めですが、きれいに手入れされており、気持ちよく利用できます。屋根がありますので、天気の悪い日でも安心です。メインの炊事場が混雑している場合は、すぐ近くにもう一つ炊事場がありますのでそちらを使用しましょう。すぐ目に入る位置にあるので、迷うことはありません。
売店
販売品目:薪(1束 500円)・炭(300円)・缶ビール(350ml 350円)・カップラーメン各種(200円)・レトルトご飯(150円)・味噌汁(1袋300円)・アイス(180円)・焼き肉のたれ(500円)・大神杉アイスコーヒー(520円)・ドリップオンコーヒー(550円)・紙コップ(5個100円)・紙皿(200円)・割りばし(1袋200円)・着火マン(300円)・ライター(100円)・ナイフ(2,000円)・ガスボンベ(200円)・虫よけスプレー(500円)・蚊取り線香台(200円)・蚊取り線香(100円)・歯ブラシセット(150円)・ウェットティッシュ(150円)・軍手(100円)・まな板(550円~1,000円)・コースター(200円~750円)・ひのき風呂セット(600円)など。
レンタル品
テント(4,000円)・キャンピングベッド(300円)・タープ(3,000円)・焚き火台(1,000円)・アウトドアテーブル(700円)・アウトドアチェア(300円)・LEDランタン(500円)・バーベキュー台(1,500円)・布団セット(敷布団、毛布、枕1,500円)・シュラフ(夏用200円)・銀マット(200円)・カセットコンロ(1泊1,000円)・扇風機(300円)・飯ごう(200円)・まな板・包丁・ザル・ボウル・やかん・おたまなど(100円~)。
ゴミ捨て場
ゴミ捨て場はメインの炊事場に併設しています。ビン・アルミ缶・スチール缶・ガス缶・ペットボトル・金属です。ペットボトルのラベルとフタは分ける必要があります。なお、生ゴミなどの燃えるゴミは持ち帰りです。
灰捨て場
大杉谷林間キャンプ村には「灰捨て場」はありません。ただし、キャンプ場の中心にキャンプ場の中心にキャンプファイヤー場があり、そちらに捨てる形になっています。
温水シャワー
温水シャワーはメインの炊事棟のすぐそばに男性用、女性用それぞれ2ブースあります。シャンプーやコンディショナー、ボディーソープが備え付けられています。
ピザ窯
場内にはピザ窯があり本格的なピザを作り、自分のサイトに持ち帰り食べる。無料でこの体験ができるキャンプ場はなかなかありません。ぜひ利用してみましょう。
大杉谷林間キャンプ村の近隣施設
『大杉谷林間キャンプ村』からは車で1時間程度走らないとスーパーがありませんので、到着前に買い出しを済ませたほうがいいでしょう。
スーパー
マックスバリュ大台店
キャンプ場から車を1時間弱の位置にあります。品揃えが多いというわけではありませんが、キャンプの食材は一通り揃います。
住所 | 三重県多気郡大台町佐原615 |
TEL | 0598-82-3810 |
営業時間 | 午前7時~午後11時 |
距離 | キャンプ場から約33.2km |
道の駅 奥伊勢おおだい
上記のマックスバリュ大台店の向かいです。数多くの地区の特産品が並んでいます。
住所 | 三重県多気郡大台町佐原663-1 |
TEL | 0598-84-1010 |
営業時間 | 午前8時~午後6時 |
距離 | キャンプ場から33.1km |
お風呂
奥伊勢宮川温泉
キャンプ場から車を30分程度走らせた場所に位置しており、奥伊勢では珍しい天然温泉を楽しめます。露天風呂のほかに大浴場や野外打たせ湯、月替わりの薬草風呂が楽しめます。
住所 | 三重県多気郡大台町繭993 |
TEL | 0598-76-1200 |
営業時間 | 午前11時~午後9時(最終受付午後8時) |
入浴料 | 平日:大人(中学生以上)700円・小学生。70歳以上 500円・3歳以上400円 |
距離 | キャンプ場から約25.6km |
アクティビティ
星空観察
『大杉谷林間キャンプ村』の夜の楽しみは星空観察です。管理棟の目の前には広場があり、キャンプ場の中で唯一星が見える場所です。南北の空に向かって張られている星空ネットに仰向けに横たわると大杉谷の夜空を満喫できます。
川遊び・からすき谷公園
キャンプ場から車を20分走らせるとからすき谷公園があり、川遊びを楽しめます。宮川は清流日本一に何度も選ばれています。水はきれいで、流れも緩やかなので、お子さん連れのご家族も安全に遊べます。
釣り
キャンプ場そばの宮川で鮎・アマゴ釣りができます。宮川で釣りをする場合は、遊漁料金がかかります。
大杉谷林間キャンプ村に近いおすすめキャンプ場
志摩オートキャンプ場
OKオートキャンプ場
尾高高原キャンプ場
まとめ
今回は三重県の『大杉谷林間キャンプ村』をご紹介しました。どちらかというと熟練キャンパーさん向けかもしれませんが、整いすぎたキャンプ場では味わうことができない雰囲気があります。
本記事を参考にして、ぜひ『大杉谷林間キャンプ村』を利用してみてください。