『日高沙流川オートキャンプ場』は、日高山脈のふもと沙流川沿いに広がるキャンプ場です。広大な敷地で川遊びや森林浴が楽しめます。
今回はそんな『日高沙流川オートキャンプ場』がどのような場所なのか、魅力などをご紹介していきます。
日高沙流川オートキャンプ場の詳細情報
日高沙流川オートキャンプ場とは
住所 | 北海道沙流郡日高町字富岡444 |
TEL | 0145-76-2922 |
アクセス | 道東自動車道・占冠ICより車で約20分 |
予約方法 | 上記電話番号で予約できます。(予約受付時間 9:00~17:00) |
チェックイン/アウト | 午後1時~午後5時30分/午前11時 |
営業期間 | 4月~10月 |
公式サイト | http://www.town.hidaka.hokkaido.jp/site/camp/ |
『日高沙流川オートキャンプ場』は、北海道日高町の市街地からすぐの場所にあるキャンプ場です。日高町の市街地のすぐそばとはいえ、それを全く感じさせないくらいに自然に囲まれています。
サイトの種類
『日高沙流川オートキャンプ場』のサイトはオートサイトA、B、B(電源付き)、Cとフリーサイト、バンガローA、Bの7タイプがあります。詳しく見ていきましょう。
オートサイトA
オートサイトAは全10区画で広さが約110㎡で普通車であれば縦列で2台駐車できますし、キャンピングカーも駐車可能です。2世帯の場合でも、縦列で車を2台止めればテントとタープをそれぞれ張れる広さのサイトです。No9のサイト裏にはきれいな小川があり橋が設置されているので、子どもがアスレチック広場へアクセスする際便利です。ただし、他のサイトの子どもがこの橋を利用することもあるので、それが気になるかもしれません。
オートサイトB
オートサイトBは、全49区画で広さは約100㎡です。林間を取り囲むようにサイトが配置されており良い雰囲気です。隣のサイトとの距離もあり、テントとタープをゆったりと配置できます。サイトによっては裏が林間になっているので、プライベート感が強いです。コスパの高いサイトですが、トイレや炊事場へのアクセスが悪いので、小さなお子さんのいるファミリーにはあまり向いていないサイトです。場内は広々としたサイトにふかふかの芝生で気持ちよく使えそうです。
オートサイトB(電源付き)
電源付きサイトは、林間を中心に全21区画で広さは約100㎡です。すぐ隣に沙流川が流れています。こちらも、サイト間の間隔が広く、テントとタープがゆったり配置できます。電源付きサイトは21区画のどこであっても炊事場とトイレが近い配置です。電源は各サイトの後方にボックスがあり20Aで、差し口は2つです。寒い時期の電気ストーブや電気毛布に、夏場はライトやスマホの充電などに使えます。
オートサイトC
オートサイトCはペット同伴が可能です。車の横付けが可能なオートサイトですが、オートサイトでは唯一区画割をしていないサイトです。サイトの広さはA、Bサイトと比較すると多少狭く感じるかもしれませんが、林間の雰囲気や木陰を楽しめるサイトです。もちろん、ペットなしでも利用できます。

フリーサイト
管理棟の周りにあるフリーサイトは、通常100帳も収容可能な広さを誇ります。荷物の積み下ろしのときのみ近くの道に駐車できます。サイトは緩やかに傾斜になっている場所もありますが、気にならない程度の傾斜です。使用するテントのサイズにより料金が変わります。
バンガローA
バンガローAは、全11棟で4人用です。窓とカーペット、照明、電源、網戸だけのシンプルな造りですが、バンガローの前には、バーベキュー炉と野外テーブル、タープなどを設営できるスペースがあります。車の横付けも可能です。バンガローは炊事場に近く、バンガロー前のスペースも広いのでグループキャンプにも向いています。

バンガローB
バンガローBは、全2棟で5人用です。管理棟の向かいにあり、バンガローAに加えて流し台やトイレも付いており施設が充実しています。バンガローBは2棟しかありませんので、利用希望の方は、お早めにご予約ください。
サイトの料金
オートサイト
A(1泊1区画) | 2,500円 |
B(1泊1区画) | 1,900円 |
B・電源付き(1泊1区画) | 3,000円 |
C(1泊1区画) | 1,300円 |
キャンプ場使用料(1泊1名) | 100円(小学生以上) |
フリーサイト
1~3人用(1泊1張) | 400円 |
4~9人用(1泊1張) | 700円 |
10人以上(1泊1張) | 2,500円 |
キャンプ場使用料(1泊1名) | 100円(小学生以上) |
バンガロー
A(1泊1棟) | 4,500円 |
B(1泊1棟) | 5,700円 |
キャンプ場使用料(1泊1名) | 100円(小学生以上) |
日高沙流川オートキャンプ場の施設
ここでは『日高沙流川オートキャンプ場』のそれぞれの施設を紹介します。
トイレ
場内には、4カ所のトイレがあります。和式と洋式両方があり、いずれも水洗です。洋式トイレは、機能付きではありませんが、お子さん用のミニ便座が付いているところもあります。フリーサイトの中央にあるトイレには多目的トイレがあります。

炊事場
場内に炊事場は4カ所あります。炊事場は掃除が行き届いており、とてもきれいです。炊事場の高さは場所によって低くなっているので、子どもたちも食器洗いのお手伝いができるように配慮されています。また、蛇口の側に洗ったものなどを置けるスペースが広く取られています。
売店
売店では、薪(大800円・小500円)・木炭などが販売されています。その他場内に飲料の自動販売機があります。
ゴミ捨て場
クリーンステーションは、管理棟の向かいにあり分別して捨てることができます。以前は原則持ち帰りでしたが、受付時に受けるゴミの分別に関する説明の通りに分別すれば、処分してもらえます。ただし、ペットボトルとビン、発泡スチロールは持ち帰りです。ゴミ袋は販売されておりませんので持参し、しっかりと分別してゴミを捨てましょう。
炭捨て場
炭捨て場は、クリーンステーションにはもちろん、炊事棟やトイレの近くに置かれています。
バーベキューコーナー
管理棟の裏に収容人員最大60人の大型バーベキューコーナーがあります。事前に時間の調整が必要なため、利用希望の場合は受付時に予約が必要です。

日高沙流川オートキャンプ場の近隣施設
食料調達(最寄りのスーパー)
Aコープひだか店
『日高沙流川オートキャンプ場』から車で3分の位置にある店舗です。品揃えが素晴らしいという程ではありませんが、一通りは揃っています。
住所 | 北海道沙流郡日高町本町東1-298-6 |
TEL | 0145-76-2566 |
営業時間 | 午前9時30分~午後6時30分 日曜定休 |
距離 | 日高沙流川オートキャンプ場から約0.9km |
道の駅 樹海ロード日高
先ほどのAコープひだか店の裏に樹海ロード日高があります。こちらでは地元日高産の野菜や果物を販売していますが、薪や炭、備長炭まで売られています。また、びらとり牛の冷凍牛肉やハンバーグ、太平洋で採れたほっけやシシャモも販売しています。
住所 | 北海道沙流郡日高町本町東1-298-1 |
TEL | 0145-62-6031 |
営業時間 | 1月~4月下旬:午前10時~午後4時(火曜・水曜定休) 5月~12月:午前9時~午後5時(水曜定休) |
距離 | キャンプ場から約0.9km |
お風呂
沙流川温泉 ひだか高原荘
キャンプ場の向かいにある沙流川温泉「ひだか高原荘」内にあり日帰り入浴が利用できます。キャンプ場から徒歩で行けますが、オートサイトABからだと少し距離がありますのでご注意ください。現在コロナ対策で入場制限をしており、館内には10名程度しか入れませんので順番待ちになるかもしれません。
住所 | 北海道沙流郡日高町字富岡444-1 |
TEL | 0145-76-2258 |
営業時間 | 午前10時~午後8時(月曜日のみ:午後2時~午後8時) |
利用料金 | 大人:500円・中学生:300円・小学生:200円 |
距離 | キャンプ場から約0.9km |
アクティビティ
川遊び
透明感あふれる気持ちの良い水温の「沙流川」はきれいな川です。春先は雪解け水で水位が上がっていますが、夏場は水位が下がっているので、雨が降っていなければ、安全に川遊びを楽しめます。沙流川は穏やかですが、親御さんは必ず見守ってください。
水遊び(じゃぷじゃぷ池)
キャンプ場のど真ん中に小さなお子さんが安心して水遊びができるじゃぷじゃぷ池があります。この池の水も沙流川に流れています。池の深さは子どもの足首ほどの深さなので、川遊びは難しいお子さんでも安心して遊べます。どじょうやサンショウウオなどもいますよ。
日高沙流川オートキャンプ場に近いおすすめキャンプ場
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エルム高原オートキャンプ場

古山貯水池自然公園オートキャンプ場

滝里湖オートキャンプ場

まとめ
今回は北海道の『日高沙流川オートキャンプ場』をご紹介しました。
『日高沙流川オートキャンプ場』はサイト数が多いですが、広々としているので、さほど混雑している感じはしません。
本記事を参考にして、ぜひ『日高沙流川オートキャンプ場』を利用してみてください。